日常麦酒

American IPA

埼玉は浦和の常設店『BEERNOVA URAWA』様の4周年記念IPA。4周年おめでとうございます!そして、4年連続ありがとうございます。恒例となっているテーマは「日常」。1回目は文字通り「日常IPA」、2回目はコロナによって多くの制限を強いられた日常だったため「新しい日常IPA」と名付けられました。昨年は厳しい制限も徐々に緩和されていき、3回目は「日常酒飯」という名前が付けられました。コロナウイルスはいまだ私たちの日常を脅かしますが、付き合い方も分かってきた今日この頃。今年のビール名は「日常麦酒(にちじょうばくしゅ)」とオーナーのかまくらさんが命名してくれました。日常というものが普遍的ではなく、尊いものだということが分かったこの約3,4年。私たち自身、定点観測のようにこのビールを通して、1年前を振り返るきっかけにもなっています。世の中の「当たり前」に感謝して、ビールを美味しく飲める人生を謳歌していきたいものです。毎年、ややオールドファッションと思われるかもしれませんが、2014年以前に流行った典型的なAmerican IPAをイメージして作っています。今年のお題は「グラッシー」を頂きました。ただ単に、グラッシーなキャラクターのホップを使うのでは面白みがないので、「ノーブルホップの牧草感なども取り込みませんか」とBEERNOVA URAWA様に相談したところ、これを快諾してくださり、忽布古丹醸造では試したことのない、「IPAにノーブルホップを効かせる」というアプローチを行ないました。トロピカルグラッシーとノーブルグラッシーを持つキャラクターの品種をブレンドしたドライホッピングが功を奏し、刈りたての芝生のような青さと、青み深いライム感のあるシトラスフレーバー、樹脂のようなパイニーなビターフィニッシュが楽しめるIPAになりました。どこか懐かしく、上品で、ほろ苦く、派手過ぎず、日常に寄り添えるような馴染み深い味わいになったと思います。

ABV
7.0
IBU
70