Part-Time Lager

Cold IPA

札幌の「Cider&Beer KALAHANA」様の12周年記念ビールです。12周年おめでとうございます!打ち合わせの中で、「昨年に続きラガーにしたいけど、今回はユニークなのが良いね」という要望の中から決まったビアスタイルは「Cold IPA」です。聞き慣れない方もいるかもしれませんが、IPAから派生した新進気鋭のビアスタイルです。紛らわしいのは「Cold IPA」と言いながらも、ラガー酵母で発酵させる場合が多いことです。このスタイルの創始者が語ったことを要約すると「West Coast IPAのクリーンなホップの特徴をさらに高めるため、20-40%もの米やトウモロコシなどの副原料を使用しつつ、ラガー酵母(あるいは、ケルシュ酵母)のクリーンな発酵特性を利用し、エールとラガーの中間ほどの温度帯で発酵させ、クリアネスでドライな飲みやすさと過度なホップフレーバーを取り込んだビアスタイル」と説明できます。「アンチ・ヘイジー」のポジションに位置しているという意見もあるように、見た目も飲み口もとことんクリアネスでありながら、欲張りなほどにホップフォワードなIPAと言えます。Cold IPAの重要なもう1つの要素は、発酵中のドライホッピングです。このテクニックは、ホップの成分が酵母の発酵による生体内変化が起こり、ホップのバウンティが高まるという技術です。これは、イタリアンピルスナーを作る際の技術であり、ドライホッピングがピルスナースタイルをまったく新しいレベルに引き上げたのと同じ効果を利用しています。このように、Cold IPAはいくつものビアスタイルの技術や手法を取り入れた現代的なアプローチが多いため、理解に時間がかかるかもしれませんが、難しいことは一旦置いておきましょう!まずは新しいビアスタイルに触れて頂き、これがシンプルにクリアで、ドライで、ホッピーで美味いと思って頂けたら私たちはそれだけで嬉しいです。滅茶苦茶シトラスでダンクなCold IPAになりました。気に入ったらもう1杯飲んでみてください!2杯目も飽きずに飲めるチートなやつです。

ABV
6.0
IBU
60