今回のAKIRAシリーズはカスケードホップのSingle Hop IPAですが、苦みを強調しモルティな味わいは控えめにWest Coast IPA仕様に仕上げました。
あくまでも上富良野産ホップにこだわったシリーズなので世に出回っているWest Coast IPAと比べてしまうとホップのフレーバーとしては物足りなさを感じてしまうかもしれないのでAmerican IPAとしていますが、マイナスなイメージはなくシングルホップならではのカスケードホップの香り、良さを感じられる仕上がりとなりました。
20年度、21年度、22年度、23年度産と計4年分のカスケードホップを今までに使用してきたデータを基に、それぞれに合ったベストなタイミングに分けて使用する事により甘いオレンジ、グレープフルーツのような柑橘フレーバーが強く、IBUは70なだけあってシャープな苦みがありますがドライフィニッシュな飲み口のため尾を引かず爽やかなスッキリとした苦み。金色に透き通った見た目ですがミディアムボディで軽すぎずしっかりとした飲み心地です。是非、パイントでお楽しみください！（7.0％あることは忘れずに、、、）
来月には2024年の上富良野産カスケードの収穫が始まり、フレッシュホップで造るHARVEST BREWも、もうすぐです。
“AKIRAによろしく”で、これまでの上富良野産カスケードホップを振り返りつつ、今年収穫のホップをお出迎えしましょう！