粋なはかRYE

Imperial Rye Stout

たまにはライ麦を使おう——そんな思いつきから始まった今回のレシピ。
インペリアルスタウトにライの複雑な味わいが合うことは間違いない一方で、仕込みの麦汁濾過はひと筋縄ではいきません。
粘性の高いライ麦に加え、粉砕で微粉になりやすいローストモルト、さらに滑らかな口当たりを生むオーツ麦。
“詰まりの原因オールスター”が勢揃いしたこのレシピを前に、
「やっぱり詰まるだろうな……」
「時間かかるだろうな……」
「糖の抽出も思い通りにいかないだろうな……」
と、不安は山ほど。
それでも、その先にある複雑で濃厚な味わいを信じて醸したのが、このImperial Rye Stoutです。
ベースモルトをはじめ、ライ麦、ローストモルト、オーツ麦など計9種のモルトを組み合わせ、色合い、ロースト香、甘み、飲みごたえを設計。
ダークチョコレートやエスプレッソを思わせる香ばしさに、ライ麦由来の重厚な口当たりが重なります。濃厚なボディを適度な苦味が引き締め、飲みごたえのある仕上がりです。
複雑なロースト香の奥に、Columbus由来のハーバルなホップアロマがほんのり。
9.0%のインペリアルスタウトながら、重厚さの中に爽やかな一面も感じられます。
ハイアル黒ビールやライビールがお好きな方にとって、「粋なはからい」になるよう、しっかり作り込みました。
そして想定通り、仕込みではしっかり詰まりました。その結果、製品量はやや少なめで、ちょっとしたレア感も。
この苦労を忘れた頃に、またライに挑みたくなるはず。
ライ好きの方は、ぜひこの機会をお見逃しなく。

ABV
9.0
IBU
55