Dec 31, 2020

2020年、ありがとうございました。

2020年も多くの方々に大変お世話になりました。
とても大変な1年ではありましたが、皆様のおかげで忽布古丹醸造もなんとか年を越すことができそうです。本当にありがとうございました。
2021年も忽布古丹的ビールづくりに精進してまいりますので何卒よろしくお願い致します。

昨日12月30日にリリースした、2020年ラストの限定ビール「HOP KOTAN FREEDOMS」が、2020年を締めくくるにぴったりのビールとなっております。
醸造を開始してから2年以上、毎週リリースメールをお取引先様へメールにてご案内しているのですが、今年ラストのリリースビール、ぜひ多くの皆様に飲んでいただきたいと思っていますので、今回初めてリリースメールを皆様にもご案内させていただきたいと思います。

HOP KOTAN FREEDOMSより2020年ラストリリースの「Akira in The KF」
ご堪能いただけますと幸いです。

それでは皆様、良いお年を。

(↓以下、リリースメール)

ビアバー〇〇○○〇
〇〇様

いつも大変お世話になっております。

年の瀬ですし、今年一年を振り返る堤野です。
忽布古丹、今年も色々ありましたが2020年を一言で表すなら「前進」。
有言実行だなんてカッコつけるつもりはありませんが、1年前にスタッフに約束したこと、最低限は形にできたと思っています。
上富良野ホップ100%の定番ビール「HOP KOTAN ORIGINALS」の完成=ボトルビールの販売開始、コニカルタンクの増設、そして直営店のオープン。もちろん全てはスタッフの力がないと実現できなかったこと。スタッフに感謝です。
そして、忽布古丹と共に今年一年で前進したのがもう一つ。それは私たちが使用する上富良野産ホップです。ホップに惚れ込み上富良野の地に誕生した忽布古丹醸造。「地元産ホップ100%ビール」をテーマに醸造する私たちは、他のブルワリーでは経験できない悩みも付き物です。
HOP KOTAN ORIGINALS定番3種の中に、なぜ私たちが愛してやまないIPAが存在しないのか。理由は以前に少し触れたことがあるかもしれませんが、今回ご案内する2020年最後のリリースビールにその答えがあります。
このビールは限定シリーズ「HOP KOTAN FREEDOMS」でありながら、もしかするとHOP KOTAN ORIGINALS以上にオリジナルなビールといえるかもしれません。
まさに2020年の忽布古丹醸造を総括するにふさわしいビールとなっております。
ぜひ、年末年始にかけてこのビールをご堪堪いただき、2021年も忽布古丹醸造にご期待いただけると嬉しく思います。

2020年、世界中が辛く苦しい1年ではありましたが、大変お世話になりました。
どうぞ2021年もよろしくお願い申し上げます。

それでは皆様、良いお年を。

※出荷開始について。

通常、リリースは毎週、木曜(樽)、金曜(瓶)となっておりますが、年内出荷は12/30が最終となりますので、今週リリースのビールは樽、瓶、ともに12/30(水)となります。なお年始の出荷開始は1/4(月)となります。

・Akira in The KF(アキラ・イン・ザ・ケーエフ)
ABV:5.0% IBU:60
Style:American Session IPA
15.5L:〇〇〇円+送料+消費税

遂に上富良野産ホップ100%でIPAを仕込みました。IPAと言ってもSessionですが、理由は後ほど。会社設立当時からの夢の1つは、いつか上富良野産ホップ100%使用の定番IPAを持つということでした。その胎動が聞こえてくるかのように、今年2020年の上富良野産ホップは品質の面で大きな飛躍を見せています。今後、「HOP KOTAN ORIGINALS」のラインナップにIPAを連ねるにあたって、お客さまも自分たちも納得ができるクオリティでお披露目できるように、今回はそのプロトタイプ的な意味合いのIPAにチャレンジをしました。設計は至ってシンプル。それは、上富良野産ホップのキャラクターを誤魔化さないためです。Session IPAとしては上限ギリギリのアルコール度数、品のある苦味、弾けるような柑橘感、そしてドリンカビリティの高さを意識しました。文字通り、誤魔化しの効かないスペックにすることで、上富良野産ホップのポテンシャルを丸裸にしてしまったのです。これは際立ったIPAを飲み慣れた方には少し物足りない印象を持たれるかもしれませんが、私たちはこのIPAをたった1回の選択肢ではなく、何度も繰り返し愛してもらうことを期待して、このようなレシピにしています。このビールを皮切りに、今後、様々な上富良野産ホップ100%のIPAをお見せできるかと思います。私たちの大事なパートナーであるホップ農家、稲葉彰さんと私たち忽布古丹のセッションは、まだ誰もみたことがない真の「地」ビールの誕生に向けて歩みを進めているところであります。

それではご注文、心よりお待ちいたしております!!