Citradivarius

Juicy Pale Ale

シトラホップシングルのペールエールです。シトラはクラフトビールのシーンに信じられないほどの影響を与えてきました。このホップの名声は広く知られており、IPAなどで使用される最も人気のあるホップの1つです。現在では、米国において最大の作付面積を誇るホップでもあります。忽布古丹醸造では、上富良野産ホップを除いては、最も使用量の多いホップであり、その依存度を象徴するかのようなレシピへの採用率です。柑橘類のキャラクターを持ちながら、マンゴーなどのトロピカルフルーツのキャラクターを合わせ持つことから、今回のようなジューシーなペールエールとの相性は抜群です。ジューシーな味わいをさらに演出するため、New England IPAなどで度々使用される副原料の「マルトデキストリン」という非発酵性の砂糖を用いて、ボディ、マウスフィールの滑らかさ、泡持ちを高めました。実際に、口に含んだ感想としては、過度にジューシーという訳ではなく、程良いボディ感と、さらりとストレスなく飲み込めるくらいのジューシー感が楽しめるペールエールになった印象です。バイオリンに精通していない人にまでその名声を轟かせたバイオリン職人の「ストラディバリ」と、彼が残した傑作「ストラディバリウス」を、ホップ界の傑作であるシトラホップと重ね合わせ、そのレガシーになぞらえた名前を与えました。ジューシーに仕上げたボディと、シトラのトロピカルなフレーバーの共鳴を感じてみてください。シトラの「黄金期」はまだ始まったばかりです。

ABV
6.0
IBU
30