忽布古丹が大好きなNelson Sauvinをメインに使用。
ドライ、ハイアルコール、強炭酸をテーマに、暑い季節にぴったりでスパークリングワインのようなビールをつくろうと計画してからは、このビールを引き立てるために他のレシピでのNelson Sauvinの使用を控えるくらいに楽しみにしてきたこのビール。
ニュージーランド生まれのNelson Sauvinホップは、白ぶどうや白ワインを彷彿させる爽やかな香りを持つ大人気ホップです。そのホップの香りを引き立てるために、今回、モルトは淡色モルトをシングルモルトで使用しました。
ビール中の糖分を可能な限り発酵させ、残糖のないドライでキレキレな仕上がり。糖分がないからこそ引き立つホップ、モルトの香りにも注目です。
発酵が盛んなタイミングでドライホッピングをする事により、ホップが発酵中の対流に乗りビール液中で攪拌され、また発酵熱による温度の上昇で、ホップから通常の温度帯よりも多くの成分が抽出されることで、爽やかにNelson Sauvinが香り爽快な飲み心地に仕上がりました。
今回のビール名は、スパークリングワインで使用される、残糖が極めて少なく（0～3ｇ/Ｌ）超辛口を意味する「Brut Nature(ブリュット・ナチュール)」の名をお借りして、忽布古丹らしいドライなビール「Kotan‘ｓ Brut Naure（コタンズ ブリュット ナチュール）」と名付けました。
まるでスパークリングワインのような味わいの、忽布古丹的DRY BEERをぜひお楽しみください。