アイヌ語で自然の恵みを意味する【haru-ハル-】の名をつけたFruits Sour Aleのリリースです。
忽布古丹醸造の定番ビールである【haskap-ハシカプ-】に使用しているハスカップと同じ、地元の農場で採れたブラックベリーを大量に使用しました。あまり馴染みのない果物かもしれませんが、北海道富良野の大地で育ったブラックベリーは大粒でハリがあり、そのまま食べても味が濃く、輸入品とは比べ物にならないおいしさがあります。
小麦と大麦の麦芽を1:1で使用し、フィリーサワー酵母で発酵させたサワーエールのベースに大量のブラックベリーを投入。さらに上富良野産カスケードホップでドライホップも行い、ORIGINALS+のコンセプト通り、道産子原料の魅力満載のビールに仕上げました。
飲み口はライトで、フィリーサワー酵母由来のプラムのような香り、ブラックベリーの甘い香り、上富良野産カスケードの爽やかなライムのような香りが組み合わさっています。香りのレイヤーが複数重なっているので、飲みやすくも満足感の高い一杯になっているかと思います。
温度変化とともに、ホップの爽やかな香りから、甘いベリーへ向かってグラデーションがあるのもまた楽しいポイントです。飲んでるうちにサワーらしい爽やかな酸味から、甘みのあるベリーを感じるようになり、気づくとグラスが空いていることでしょう。
富良野、上富良野の自然の恵みをたっぷり詰め込んだ、贅沢なサワーエールをぜひお楽しみください。