NZ(ニュージーランド)ホップにフォーカスしたStrong Pale Aleです。
麦芽の一部を糖にする事でスッキリとした飲み口を目指した麦汁にNZホップのアロマをワールプールとドライホッピングでドドッとのせ、ストロングの名に恥じないアルコール度数7.0%で仕上げました。IBUは40と控えめな苦味でドライ過ぎずバランスの良いモルトの優しい甘みが飲みやすさを後押ししてくれています。
使用した3種のホップの中でもメインのNZホップ、Nectaron(ネクタロン)はサプライヤーからのホップ紹介でも『濃厚な』トロピカル、パッションフルーツ、ストーンフルーツなどアロマの説明をされています、今回使用したホップは期待以上に『濃厚な』甘いアロマが強く、パイナップルやピーチのニュアンスも感じられます。想定していたよりもジューシーな飲み心地となりました。糖分を使用せずに麦芽100%で同じレシピで醸していたら少しもたついた飲み口になっていたかもしれません。いい意味でNZホップに裏切られましたがバランス良くまとまってくれたと感じています。
複雑に重なった3種のホップによるトロピカルアロマとモルトの甘みによりアルコール度数を忘れてスルスル飲める仕上がりですが、しっかり7.0%のアルコールが肝臓にDarect Attackするのでお気を付けてお楽しみ下さい。
- ABV
- 7.0
- IBU
- 40