JACKSON 7

American Pale Ale

アメリカはアイダホ州のJackson Hop Farmで開発されたホップ「 IDAHO 7」を使用したシングルホップのペールエール。
近年、Hazy IPAがクラフトビール業界を席巻している中、北米の大手ホップサプライヤーであるYakima Chief Hopsの研究によると、「Survivables」と呼ばれる香り成分がHazy IPAなどのホップフォワードなビールに重要であるという見解を示しています。
今回使用したIDAHO 7の「Survivables」の含有量は、他のアメリカンホップに比べて、群を抜いて多いことで知られています。ホップ自体の特徴はジューシーなトロピカルフルーツや核果のような豊潤なアロマとフレーバーがあり、IPAやペールエールとの相性が良いといわれ、アイダホ州を代表するホップとなりました。忽布古丹醸造では、新しく入手したホップの特徴を知るためにシングルホップで使用することが多々あります。実際に使用した私たちの使い心地としては、マンゴーやパパイヤなどのトロピカルフルーツのアロマとグレープフルーツの皮のようなニュアンスを感じて頂けると思います。ボディは小麦を一部使用することにより、重すぎず軽すぎず、軽快な苦味と飲み口は、草花が芽吹く春に気持ちよく、スルスルと飲めるペールエールとなりました。
忽布古丹醸造においても、新品種のホップ開発は創業以来少しずつ進めており、いつの日か日本や世界に誇れる上富良野産ホップを使用したビールをお披露目できることを楽しみにしております。

ABV
5.0
IBU
32