Jumping Kiwi

New Zealand pale ale

ニュージーランドは近年、世界的にホップの産地として注目をあびています。Nelson SauvinやSouthern Crossなど有名でいて特徴的なホップを供給し、さらに今でも新しいホップの開発に余念在りません。そのようなホットな産地のホップに調味を持ち、忽布古丹醸造では以前にもニュージーランドに着目したビールを出しています。その時は、Nelson Sauvin、MotuekaそしてMoutereを使ったビールでした。今回はMoutereに焦点をあて、醸造しました。
Moutereの不思議な響きはマオリ語の「島」を意味します。英語やラテン語起源かと思ったのですが、島国で独特な文化を持つニュージーランドらしいといったところでしょうか。
2015年に世に出た比較的新しいホップで、Southern Crossを親に持つホップです。このホップは比較的トロピカルフルーツや熟した柑橘類、松の香りがするとの評価を受けています。今回ビールは熟したフルーテの香りもありますが特徴的な松の香りの風味も比較的強く感じます。その分、ビール全体の後味が引き締まる風味になっています。シングルホップにしたのでダイレクトにその風味が喉を潤します。なかなかユニークなペールエールになっています。
ニュージーランドの国鳥で有名なキーウイ(Kiwi)は飛べない鳥として有名ですが、なぜかニュージーランド空軍の国籍マークにも採用されている国のシンボルみたいな鳥です。ユニークなキーウイに敬意をこめて、ビールを楽しんでいただければと思います。

ABV
5.0
IBU
40