忽布古丹醸造の定番、HOP KOTAN ORIGINALSの大看板でもある【upopo-ウポポ-(Pilsner)】のスピンオフ第2弾を作ってみました。同じレシピをベースに大量の上富良野産カスケードを煮沸後半に投入しています。カスケードらしい柑橘の香りと味わいを麦汁に溶け込ませました。通常のレシピと比べて、約5倍のホップを使用したため、ホップ由来のポリフェノールによる淡い霞(かすみ)があります。とは言っても、「濁っている」というほどのものでもなく、本当にわずかに霞んでいるという程度です。そんなことから、この名前をつけました。「urar(ウララ)」はアイヌ語で「霞、霧」を意味します。皆様のお手元に届くころには、濁りの成分が沈殿してクリアになっている可能性もありますが、可能な限りフレッシュなうちに楽しんで頂きたいので、ぜひ霞んでいる間にお召し上がり頂けたら幸いです。また、一度はやってみたかった【upopo-ウポポ-】へのドライホッピング。トロピカル&シトラスホップの王座に君臨するCitra(シトラ)ホップの Cryo(クライオ)濃縮ペレットを選択して、低温で短時間のドライホッピングを試みました。雑味はほとんどなく、クリーンに、そして爽やかに柑橘のフレーバーが溶け込んでいます。ピルスナーらしく爽快な喉越しはそのままに、華やかに垢抜けた味わいを満喫できます。採算度外視の贅沢なホップの使い方をしてしまいましたが、HOP KOTAN FREEDOMSシリーズならではの自由さと、遊び心が【upopo-ウポポ-】のパラレルスペックな姿を引き出しました。是非、飲み比べてみてください。
- ABV
- 5.0
- IBU
- 25